クライアント端末の電源操作時刻の確認
クライアント端末のON/OFF/ログオン/ログオフ/休止/復帰/ロック/ロック解除/セーフモードログオンが行われた時刻を確認できます。
スタンドアロンMRには非対応です。
同時刻のログは、ログオンログオフを素早く行った場合、実際の動作順と表示が合わないことがあります。
- 例:
休止と復帰を素早く繰り返す場合
正しく取得できる場合のログ順:[休止]→[復帰]→[休止]→[復帰]
動作順と合わない場合のログ順:[休止]→[休止]→[復帰]→[復帰]
起動後すぐに(1~2秒程度)ログオンログオフの動作を素早く行った場合、ログオンログオフログが取得されないことがあります。
マネージャーサーバーよりもクライアント端末の時刻が1日以上早い場合、データ更新をしても、1日以上早いクライアント端末のログは収集されません。
ログオフログは、ログ送信前にOSが終了すると取得できないことがあります。その場合、次回の電源ON時にログオフログを送信する処理があります。
クライアント端末の電源オプションの「スリープ解除時のパスワード保護」設定によって、次のログが発生します。
パスワードを必要とする場合
スリープ/休止状態の開始時に、休止ログが発生します。
スリープ/休止状態の解除時に、復帰ログとログオンログとロック解除ログが発生します。
タイミングによっては、スリープ/休止状態の解除時にロック解除ログが発生しない場合があります。
パスワードを必要としない場合
スリープ/休止状態の開始時に、休止ログが発生します。
スリープ/休止状態の解除時に、復帰ログとログオンログが発生します。
クライアント端末のスクリーンセーバーの設定で、「再開時にログオン画面に戻る」設定が有効になっている場合、次のログが発生します。
スクリーンセーバー開始時にはログが発生しません。
スクリーンセーバー解除後(ログオン画面に戻ったとき)に、ロックログが発生します。また、ログオン認証が成功したときに、ロック解除ログが発生します。
Windows 10の電源オプションの設定で、「電源ボタンの動作の選択」の「高速スタートアップを有効にする(推奨)」の設定が有効の場合、OSはシャットダウンではなくスリープとして動作しています。そのため、シャットダウン時のログは「ON/OFF」ではなく「休止/復帰」として記録されます。
Windowsの初期設定では「高速スタートアップを有効にする(推奨)」の設定が有効になっています。
ロック中にユーザーの切り替えを行う場合、[ユーザーの切り替え]をクリックしたタイミングでログオフログが発生し、ロック解除時にログオンログとロック解除ログが発生します。
次の図では、ユーザー「uchida」が、ロック中に「Administrator」へのユーザー切り替えを行い、Administrator上での操作が完了したため「Administrator」からログオフ、「uchida」のロックを解除するまでに発生するログの様子を表しています。
[ユーザーの切り替え]をクリックしたタイミングでログオフログが発生し、表示された画面でシャットダウン操作を行うと、OFFログが発生します。OFFログは、次の起動後に資産管理サブマネージャーに送信されます。